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暴風雨のリスタートタイムトライアル!!!

2016.04.18

 先週末は市民ランナーのシーズン最終戦的な位置付けである
「長野マラソン」「かすみがうらマラソン」が開催されましたが、
雨に風にと荒れ模様の天候となりました。
 記録を狙いにレースに臨まれた方も多いと思いますが、
この気象状況で自己記録を達成された方は、なかなかいないのではないでしょうか?
暴風雨のなか、42.195km走られた皆様、お疲れ様でした!

 私は今シーズン2戦目にあたる5000mトラックレースに出場。
味の素スタジアム西競技場で行われた「第40回リスタートタイムトライアル in 味スタ」に参戦です。

 シーズン初戦の「オトナのタイムトライアル」で
17分54秒の自己記録を更新して、気分を良くしたので、、、、
このまま一気に「スピード強化」と目論みます。(単純。。。)

 400mインターバルを行ってスピードを上げていきたいのですが、
私が練習場として使用している杉並済美山トラックはいま、
平日の間、芝生内工事によりトラック走路が分断されています。
というわけで、分断された部分を迂回して
300mインターバルで仕上げて今回のレースに臨みました。

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土日は工事のための分断が解かれ、 1コースもなんとか走れます。

 

 リスタートタイムトライアル当日、
会場に向かうまでは暴風だけだったのですが、
到着する頃には雨も降り始め、時間を追うごとに強さが増すばかり。
 普通なら雨が降っていようがウォーミングアップは外に出て行いますが
今回ばかりは、、、、誰も出られない。。。
競技場内の細い通路を行ったり来たりしながら、
軽く身体を温める程度でスタートラインに向かいます。

IMG_0097

強風は写真では伝わらないですね。

 

今回私が走る組は最終組ということもあり、
18分30秒以上の目標から、速くなると15分台までと、
かなり走力に差があるため、オーバーペースにならずに
自分のペースで走ることを肝に銘じてスタートしました。
こんな状況でどれほどのタイムが狙えるのかわからず、
まずは落ち着いたペースで。

1kmラップ  3分37秒(前回 3分35秒)

いきなり集団は縦長状態になり最後尾で力を温存して走ります。
既に走り終えていた人達からの「バックストレートの向かい風が凄すぎる」!!
という証言通り、どんどん強くなっている強風に煽られまくります。

2kmラップ 3分48秒 (前回 3分38秒)

余裕持って走っているはずだけど、2000mで既に落ちすぎ。
雨も凄いし、風がとにかく凄い。
強風の中ひとり単独走で風をもろに受けてしまう。

3kmラップ 3分53秒 (前回 3分40秒)

ボキャブラリーが少ないので表現できないけど、、、
とにかく風が凄い。。。それだけ、、、みなさまに伝えたい。
どうやって走って良いのかわからなくなる感じにもなる。

物凄い、雨に風に打たれて
いったい何のために走っているのか?、、、、
このあたりで頭がおかしくなりそうに(笑)

4kmラップ 4分00秒 (前回 3分38秒)

5000mのレースなのに、フルマラソンのペースと変わらない事態に。。。
せめて最後だけでも力を振り絞ってラストスパート!!

5kmラップ 3分45秒 (前回 3分23秒)

5000m結果  19分05秒 (前回 17分54秒)

たった2週間前とのタイム差が凄い。
途中で走り方がわからなくなる程の状況に追い込まれましたが
今朝のトレーニングではキロ3分50秒でペース走ができたので
走り方は忘れていなかったとホッとしている。

 

今回のレースの収穫は、、、滝にうたれる修行でもしたという位置付けで。。
5000mタイムトライアル3連戦チャレンジのラスト1本に向けて、
気持ちを切り替えよう!

次回は5月5日 「第1回M×Kディスタンスチャレンジ」 in 夢の島陸上競技場で
自己記録更新を目指したい。

 

 

寺尾 隆宏(てらお・たかひろ)

寺尾 隆宏(てらお・たかひろ)

株式会社rollingbase 代表取締役、蓑原ローリング療法協会 講師

1979年大阪府生まれ。幼少期よりサッカー始め高校時代にローリング療法に出会う。2008年よりマラソンを始め2011年の自身の怪我をきっかけにローリング療法の学び始め2015年にrollingbaseを創業。2018年よりリオ五輪4×100mリレー銀メダリスト飯塚翔太選手(ミズノ)の専属トレーナーとなり定期ケアだけでなく合宿や日本選手権や世界陸上など全ての試合などに帯同している。個人の特性に応じた施術がトップアスリートからだけでなくアスリートマインドを持つエグゼクティブの方からも高い評価を得ている。2020年より北京オリンピック5000m/10000m代表の竹澤健介氏にコーチに就任してもらい市民ランナーとしてマラソン競技の記録更新に向け日々自身のトレーニングにも励んでいる。

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